シャネルのマトラッセは、独特のダイヤ型キルティングが特徴的なデザインで、「詰め物をした」「綿入れの」という意味のフランス語に由来します。バッグだけでなく財布や時計にも展開され、シャネルの象徴的な存在となっています。
シャネル マトラッセの誕生と歴史
「2.55」バッグの登場
1955年2月、ココ・シャネルが発表した「2.55」バッグは、当時主流の手持ちバッグに代わる革新的な肩掛けチェーンバッグでした。このモデルで初めてマトラッセのダイヤ型キルティングが採用され、立体的で柔らかな質感が特徴です。
カール・ラガーフェルドによる刷新
1983年、カール・ラガーフェルドがシャネルのデザイナーに就任し、「2.55」をベースに金具やチェーンを現代風に刷新。これが今日知られる定番のフラップバッグの原型となりました。
マトラッセデザインの特徴
ダイヤ型キルティング
- フランス語で「詰め物をした」意味を持つ「マトラッセ」から由来
- ふっくらとした立体的なダイヤ型の縫い目模様が特徴
- 触感や見た目の高級感を生むため、素材として主にラムスキンやカーフスキンが使用される
チェーンショルダー
「2.55」で登場したチェーンショルダーは、手を自由に使える機能性が評価され、多くのモデルに継承されています。
代表モデルと展開アイテム
| モデル名 | 特徴 |
|---|---|
| 2.55 | 初代マトラッセデザイン。ステッチパターンとチェーンのオリジナル仕様が特徴。 |
| クラシック ハンドバッグ | カール・ラガーフェルドの刷新後のモデル。特徴的なCCロゴの金具を装備。 |
| 11.12 クラシック ハンドバッグ | クラシックライン内の代表的モデルで、多彩なサイズ展開と素材使い。 |
マトラッセ柄はまた、財布、時計、ジュエリーなどの多様なシャネルアイテムにも採用されており、ブランドのアイコンとして幅広く認知されています。
古いシャネル マトラッセバッグの査定ポイント
外観のキルティング状態
マトラッセの魅力の一つはふっくらしたダイヤ型キルティングです。へたりや縫い目の乱れ、素材の劣化があると価値が下がる可能性があります。
金具の状態とモデル識別
- オリジナルの「2.55」にはブランドロゴのないバーク金具が使われている
- クラシック ハンドバッグはCCロゴ金具が特徴的
- 金具の錆び、メッキ剥がれは査定に影響
チェーンの状態と可動部
チェーンはショルダーバッグの機能性を担うため重要。チェーンの緩みや錆、可動部の摩耗に注意が必要です。
製造年の判別
バッグ内部のシリアルナンバーなどからおおよその製造時期を推測可能です。初期モデルかどうかの判別は査定評価に影響します。
まとめと査定前の確認ポイント
- キルティングの均一な膨らみや縫製の乱れをチェック
- 金具のデザインと劣化状況を確認する
- チェーンの状態と可動部の摩耗具合を見極める
- 内側のシリアルナンバーからおおよその製造年を確認
- バッグの素材(ラムスキンやカーフスキン等)も価値に影響
FAQ
Q1: マトラッセデザインはどのようにして全天候対応されているのですか?
A1: マトラッセは高級素材を使うため防水性は限定的ですが、一般的にはクリームや防水スプレーでケアすることが推奨されています。
Q2: 多少の使用感があっても査定は可能ですか?
A2: 使用感があっても状態次第で査定は可能です。詳しくは専門の買取店で状態を確認してもらうことをおすすめします。